高校生の時に私の試合を応援に来てくれた、伯母さん伯父さん夫婦。
小さな時から良く面倒を見てもらっていたし、「誰かが応援にきている」というのは、やっぱりモチベーションになるから、私はとにかく頑張った。とにかく走ったし、声も出した。闘志を前面に出して…。
だけど、相手は当時の強豪校。
まったく歯が立たず、0-3というスコアで負けたのを記憶している。
数日後。
伯父さんが言っていた話として
伯母さんから、こんなニュアンスの事が伝わってくる。
・あの(試合の)やり方ではダメ
・チームとしての動きが出来ていない
・太郎(自分)だけが走っても勝てない
伯父さんは、サッカー経験者ではないもののスポーツには色々と精通していた。
そんな方面から出て来た言葉(分析)だったんだと思う。
私は、それを聞いて「まあ、そう言うだろうね…」という感情になった。
そして、その後に「そんな事は言われなくても分かっている…」「経験者でもないのに…」というネガティブな感情を抱いたのを憶えている。
「もう来ないで良い」(来てもらいたくない)
最終的には、そう思ってしまった。
もちろん、それをバネに努力を出来る若者だったら良かったとも今は思っているが…💦
今、自分が指導者になって経験も積み
あの時に掛けるべき言葉の正解が分かるような気がする。
良く声出して走ってたね。
また見に行くよ…
大人は、子どもの成長の邪魔も出来ることを知っておかなければならない。
たとえそれが「良かれ…」と思ってした事でも。
もちろん、それ以外の沢山の良い思い出と感謝があるので
その伯父さんを恨んでなんかはいませんよ(^^)