メモ(その2)。

 

 

指導チームの練習で3~6年生にあてたメモ書き。

(チームでは「自分たちで考えて活動する時間」を取っています)

 

この条件を元に、どんな考えを持ち、どんなアクションを起こすのか…を1~2年生の練習をやりながら横目でチラチラと眺めております(笑)

 

もちろん、『う~~ん…』と思う事も多々あります(-_-;)

だけども、それも「成長の過程」と捉えて静観するようにしています。

 

口を出さず待っていると、とんでもなく自主性と主体性を感じる場面に遭遇する事がありました。

 

 

 

  

 

 

 

とある中学生たちがゴールを運んでいて、それを落としたのを目撃したことがあります。とても危険です。もっと言うなら1回でも起こしてはいけないミスなんです。

 

原因は数名がふざけていた事と、ほぼ全員が力を抜いて(意識していない)ゴールを持っていたからです。

 

その中学生たちに自主性と主体性が備わっていれば、「ゴールを落とす=危険」というのは、容易に想像出来たと思います。

 

『彼らは関わってきた大人たちから、いったい何を学んできたのだろうか…』そんな風に思ったのを憶えています。

 

 

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・教えることが大切なのではなく、学ぶことが大切なのだ。我々にできることはいかに好奇心を刺激するかということであり、いかに彼らが勝手に学ぶ仕掛けを創るかなのではないかと思う。


・教える人というのは往々にして「こうあるべきだ」とされるものを丁寧に提供してくる。価値観の押し付けや強要は暴力でしかない。教える人の心に”自由”や”創造”がなければ酷い結果になる。教える人と教わる人に分けるのではなく。創造する人と創造したい人が存在すればいい。

 

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とある記事からの抜粋です。

 

近年の日本サッカーの成長は、私たちの子どもの時代からしたら著しいものです。

でも、そのぶん目に見える部分だけがフォーカスされ過ぎてる気がします。

 

大事なのは、いつの時代でも、どんなスポーツでも、『子どもたちの心をしっかりと育むこと』です。それを通り越してのスキルの習得はありえないと思うのです。