知人が子育てに悩む友人に送ったメッセージです。
とても共感し、私自身も心に留めておきたいと思ったので、当事者両名に承諾を得て、このブログに転載させて頂きます。
※個人名の記述に関しては、変換(アナタ、旦那さん、我が子etc)して載せております。
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子供たちのことについて。
こないだから、私もずーーーーっと考えてるんだけどね。
我が子の特性、性格、好きなもの嫌いなもの、できること出来ないこと、我が子のことを一番知ってるの、アナタでしょ?
専門家でもなく、経験者でもなく、アナタでしょ?
私はね、アナタの中にしか、我が子に対しての答えはないと思う。
専門家も経験者も参考書も、サンプルとしては使える部分もあるだろうけも、完全なる我が子の説明書はアナタにしか作れない。
アナタと旦那さんと、その子にしか作れない。
で、それは我が子にしか使えない。ほかの誰かには当てはまらない。
一生懸命周りに相談して意見を求めても、答えは出ない。
そこに答えがないから。
答えはアナタの中にある。
仕事を続けてきて、得たものはたくさんあると思う。
でも、物理的に犠牲にしてきたこともあるでしょ?
例えば、子どもが肌恋しい時にママがいない日常とか、ゆっくりソファにすわって、ハイハイしたりよちよち歩く子どもたちを眺めてるだけの時間とか、一緒にテレビ見て笑うだけで他に何もしない時間とか。
仕事してきたことを後悔して欲しくていうんじゃないからね。
その、何もしないで子どもをひたすら眺める時間に、我が子の特性を感じて、何か私の知ってるのと違う?と感じて、悩んで、試して、失敗して、また悩んで…を繰り返しながら、我が子に合ったやり方をその都度探して見つけていくんだと思う。
そうしてるうちに、弟が生まれ、兄と弟、年齢の違う2人を観察しながら、また悩んで試して…の繰り返し。
多分、その時間を、仕事を続けることで犠牲にしてきたと思う。
その観察して試して失敗して悩んで…の時間を十分に取れなかったから、今そこで出来なかったことが溜まっちゃってるんだと思うのよ、3人分。
だから、たくさんありすぎてどこから手をつけていいのか分からない。
どーすればいいのか分からない。
後悔させたいんじゃないからね。
後悔するんじゃなくて、そうなんだと自覚して、先に進めばいい。
できなかったことを、いまからやればいいんだよ。
一つ一つ。
まとめて一気になんてやらなくていい。
一つ一つやればいい。
失敗もしていい。
また別の方法を考えればいい。
人によっては、仕事をしながらでもそれなりにそだてられることもあるでしょうけど、自分の子どもがそうでないことを嘆いちゃいけないよ。
よそはよそ、うちはうち。
今から、うちのやり方を見つければいい。
見つけなきゃいけない。
探さなきゃいけない。
アナタの友人が泣きながら言ったよね。
アナタと旦那さんと子どもたちで、アナタたち夫婦だけのやり方を探していけばいいって。
本当にその通りだと思う。
○○家も△△家も関係ない。
障害のあるなしなんかもどーでもいい。
アナタが、我が子をよく見て感じて、何が必要で何が必要でないか、彼が輝く人生を送るためになにができるのか、アナタと子どもの間で作り上げていけばいい。
周りに理解してもらえなくたって、アナタが理解してればそれでいいと思わない?
周りがなに言おうが、アナタと旦那さんが我が子の素敵なところ知ってて、理解してて、認めてあげられてれば、最悪周りからどんなこと言われても、子どもの人生は輝くはず。
多分、アナタの中の、子育てに対する経験や思い込み(○○家のやり方、とかね)は一度全部捨てた方がいい。
アナタたちだけのやり方をみつけて。
他の誰にも当てはまらない、アナタ達だけのやり方。
専門家も経験者も、その答えは持ってない。
誰に相談したって、答えはそこにないってことに気づいて。
それで誰にも相談できないと孤独になる必要もない。
探せば必ず見つかるんだから。
誰かには話したいときは話せばいい。
相手は答えを持ってないけど、話すことで、頭の中が整理されてモヤモヤがまとまったり、次のアイデアが浮かぶはず。
今までできなかった部分を、これから埋めていく。
探していく。
試していく。
それでいい。
気付いた今から、進めばいい。進まなきゃ。
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力強く、でも愛情を込められたこのメッセージには、もしかしたら子育てに悩んだ時のヒントになるかもしれないと思い、載せておきます。