指導チームでは月曜、金曜の通常練習3時間の活動の中で最初の1時間半は子どもたちが自分たちで考えて行う時間を設けています。
書置きのメモだけ残して。
子どもたちはグラウンドに着くと、それを見て行動を起こし始める。
当然、何もしない子もいるが、静観しておく。
もっと言うなら、メモ書きのテーマに対して
誰がどのような反応をしているかを観察しています。
(まあ、全部見ている訳ではないけど…)
そんな中、中心になるのは、やっぱり6年生です。
今年の6年生は、真面目で優しい。
だから、到着するなりメモを確認して、すぐに練習に取り組み始める。
何人かでちょっと相談して
皆に声を掛ける。
『集まって~~~~!』
と。
でも、中々集まらない。他学年…
(私ならイライラしちゃうけど…(笑))
でも、この6年生たちは根気良く声を掛け続けるんです。
(多分、私にはない『優しさ』を持っているんだと思います…)
そんで、全員揃ってから始める。
(ちなみに、コーンを置いたりする練習の準備も6年生がやってます)
なので、時間がかかってしまい肝心の練習時間が少なくなってしまう事もしばしば。
ある時、集合だけの事(その前準備)にあまりに時間を費やしているようだったので
『そこ(集まらない子)に時間かけるのもったいないから、集まった子だけで始めても良いんじゃないかな?』
『入れなかった子(集まらなかった子)は、俺の方に来るように伝えてくれれば、話しておくけど…』
『もちろん、それも含めて全部任せるけどね…』
と、付け加えて
提案をしてみた。
ちなみに
提案はちょくちょくするんだけど
採用されないことも結構あります…(笑)
だけど、今回のこの提案は採用されてました(^^)
それから、雨天中止を含む、数回の通常練習があり…
(その『集まらない子を放っておく方式』を継続していたかは肉眼では確認できていませんが…)
ぜんぜんちゃんと
全員すぐに集まってる光景がありました~~~(^^)/
もちろん、これが続くかかどうかは分かりません。
これで評価しちゃうもの時期尚早だとも思います。
でもとりあえずは、
『集まらない子を放っておく方式』の当事者の6年生1人を呼んで
「あの作戦が効いたかな…」と握手だけしておきました!(笑)