漢字ドリルは、同じ漢字を何度も書く事で、その漢字を自分の中に浸透させていく目的があります。
これから綴るのは、ある記事の自分が大切だと思う一文です。
これをコピペせずにタイピングする事で自分に浸透させようと思っています。
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これからの時代、「ルールを作る力」、「ルールを書き換える力」はこれまで以上に求められるでしょう。
しかしながら、教育者がそのことに気づかずに未だに「ルールにただ従う力」を養うための教育に力を入れているのです。
サッカー育成年代の指導現場を見ていてもそのように感じます。
コーチに従う事を求め、言われたことをしっかりやることを求められます。
一昔前と比べると、自由がなくなり、寛容な大人が減り、今はとても窮屈に感じます。サッカーに関しても同じようなことを感じます。
サッカーが上手な子は増えたけど、その一方で、子どもらしいパワフルさとかエネルギッシュさ、サッカーをプレーする上で一番必要な部分が足りないように感じます。
野性味というか本能と言うか。
小さな頃から大人と同じ様なトレーニングをし、大人と同じ様なサッカーをする。
海外流のトレーニング法や理論を多用する。
決して悪い事ではないし育成において常に世界のスタンダードを追い求めるのは必要なこと。
ただ、大人のサッカーや理論だけが先行してしまい目の前の選手たちの心を置き去りにしてしまっている場面を良く目にします。
子どもの頃に、子どもらしさを閉じ込めてまで大人の様なサッカーをする必要があるのでしょうか。子どもらしさがあるうちは、とことん子どもらしく、思う存分に持っている感性や感情を解き放って欲しいのです。
子どもの頃の感性や感情は無くしていくものではなく、磨かれていかなければならないのです。
大人の勝手な常識で、大人の勝手な考えで子どもを小さな大人にしてはいけないのです。強いては可能性を閉じ込めてはいけないのです。
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日本サッカー協会は、『日本のW杯優勝』を最大の目標としています。
夢があって良いし、私も大賛成です。
でも、それ以前に置き去りにしてはいけないものが沢山あるような気がしています。