カリーニョでの話。
早めに行ってゴールを組み立てている私。
その時にグラウンドの横を通って家に帰る2年生がいます。
(後に練習に参加してくるクラブの子です)
一番最初の時に何も言わず私の横を素通りして行ったので
(絶対私に気付いているはずなの…)
『素通りかいっ!』
と、ツッコんだら
「何を言えば良いか分からなかった…」
と、理由を教えてくれた。
私は思わず笑ってしまったが
『「こんにちはー!」とかで、良いんじゃね?(^^)』
と、答えた。
その次の時。
ちょっと離れたところで
「俺はこっちから帰る…」と、
友達に別れを告げているその子の声が聞こえる。
(さあ、どうするんだろ…)
なんて思っていたら、
ちょっと遠めの時点で
「ハマチャン、こんにちはー!!!」
と、結構なボリュームの挨拶が飛んで来たので(笑)
「いいねー!!!」
と、それを上回るボリュームで返事を返しておきました(^^)/
そんな、「練習前挨拶」が数ヶ月続いた、つい先日の話。
歌を口ずさみながら近づてくるその子。
(確か、サザエさんのテーマソング)
そして、これまた結構なボリュームで(笑)
♫~
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(私の前を横切る…)
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まさかの素通り。
予想外の肩透かしに、出遅れたツッコみを思わず入れる。
『素通りかいっ!』
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♫~
立ち止まって、その子が答える。
「いや、今日は歌にしてみた…」
(キリっ!☆彡)
素晴らしいですね!!
大人は、自分の持っている感覚だけで子どもに接してはいけない。
良くも悪くも大人の予想を遥かに上回った時こそ成長の第一歩なのだ。
さあ、バンバン大人の予想を裏切れ!!(^^)/