コーチは、ポジションを決めない。
ゴールキーパーは、立候補を待つ。
ポジションを決めてしまうと、
その子のアイデアが出るきっかけを狭めてしまっているような気がするから。
6年生の試合でも決めないが、ぜんぜん形にはなっている。
(ちゃんとサッカーになっている)
こないだなんて…
『俺、ちょっと疲れたから後ろ行くわ…、○○~前に行ってくれる?』
というポジションチェンジを試合中にしていた…(笑)
もちろん、ツッコミどころは多々あるが
「役割分担の理解」という意味では全く問題無し。
なにより主体性があるので、個人的にはむしろ高評価だったりする(^^)
要するに
ポジションを決めないのは、いずれポジションを与えられた時に
「自分の考え」で動けるようになるために、今はポジションを決めないのである。
(おそらく『サッカー』というゲームの本質を理解していれば、ポジションの役割なんて、後からいくらでも吸収出来る)
とは言え、ちょっと経てば中学生になる6年生たち。
(中学でのサッカーの備えて)
コーチ:『ポジション決めてやってみる?』
と、提案してみる。
(ちょっと考えた後)
6年:『別にいいんじゃね…』
との返答。
※もちろん、「決めなくていい」の方
(茶化した感じで)
コーチ:『でも、中学行ったら絶対、監督から(ポジションを)決められるぜ?お前らサイドバックとか知ってんの?(^^)/ウヒヒ』
コーチの「サイドバック知っている?」というボケのくだりには、いっさいツッコミなし(笑)で
こんな返答が6年から返ってくる。
6年:『ぜんぜんどこでも出来るし…』
(どのポジションでも出来る…)
コーチ:『いいね、いいね~~~~!お前ら最高だわっ!!!!!』
(わたくし、心の中でガッツポーズで~~す(^^)/)
『じゃ、今日もいつも通りでいきましょう!!』
コーチはポジションを決めない。
とうより、決めさせてもらえない(笑)
もっと言うなら
決めたところで、アイツらは勝手にそれぞれ自分の判断でやるだろう……(^^)
まあ、それならば
こちらは、そこに届く言葉を用意するけどね…