その子を見守る者として
『こいつ、俺に怒られるから、ちゃんとやってんだな…』
と思うことほど、つまらない事はない。
それがサッカーのプレーに関することなら尚更です。
以前、
試合で消極的な動きを続ける子に
『どうした?』
と、問いかけたら
『パパに「前で待ってろ…」って言われたから…』
(その方が点が取れるから)
と、理由を教えてくれた子がいました。
これは、コーチへの越権行為と同時に
我が子を「言い訳をする子」に導いているような気がします。
本来であれば、自分で選択するべきものを
他人の操作が入る事によって、自分の「責任」が薄くなるのです。
サッカーの魅力に
(いや、スポーツの魅力かもしれません…)
『自らで選ぶ』楽しさがあります。
それを奪ってはいけないのです。
人間は、サッカーがなくても生きていけるのです。
だからこそ、大切にしなくてはいけない部分があるのです。
幸いにして
我が子は、ちょこちょこと自分のサッカーで起きた事を話してくれます。
それが私の人生を華やかなものにしてくれているのは、間違いありません。
親は、基本「待つ」のです。
「ママ、もう練習見に来ないで!」子どものサッカーとの関わり方を考えましょう - 大人になってから学ぶサッカーの本質とは (hatenadiary.jp)