『今はもう、そのポジッション取らなくても、良いんじゃない?』
という言葉が出かけたけど、喉ギリギリで止めた。
3年生の試合。
最初は勝ってたのだが
逆転されて、更にはダメ押しで3点差になっていた。
いつもは、後ろにポジション取りをする一人の子が
その日は、ずっと前にいる事が多かった試合。
3点差になり、それを見かねて(多分)
いつもの後ろのポジション取りをする。
ただ、チームの中心人物なので
『負けてるし、そのまま前にいた方が…』
みたない思いが、コーチとしては湧き上がっていた。
で、ブログ冒頭のくだりになる。
自分の言葉を飲み込んだ理由は
カッコ良く言えば、子ども(現場)の判断を尊重した…という感じだけど
正直に言えば、『興味』が勝った感じかな…(笑)
で、試合のその後
その子が後ろに入った事で、最後尾でボール奪えるようになる。
前線には負けてる事で、更にゴールに飢えた子が数名。
そこに最後尾からパスが届くようになる…
(その子はパスも上手い)
あれよあれよ…と言う間に逆転っ!!!!!
『◯◯が後ろにポジション取りをしたおかげでバランスが良くなった結果、点がいっぱい入ったね…ナイス!!』
と、帰ってきた本人に労いの言葉をかける。
言わなくて良かった…
教えなくて良かった…
言葉を我慢して良かった…
そんな事を思ったと同時に
コーチとしての想像力の欠如を痛感した瞬間です(泣)